ホーム > 県政情報 > 情報公開・広報・広聴 > 広聴 > 県民の生の声コーナー > 2021年 > 4月 > 地元愛が強い都道府県ランキングについて

更新日:2021年5月25日

ここから本文です。

地元愛が強い都道府県ランキングについて

ご意見

 「ダイヤモンドオンライン」で「地元愛が強い都道府県ランキング」が公表されました。山形県は前年31位でしたが、今回は40位と更に順位を落としました。順位を上げるよう対策をお願いします。 (2021年4月30日)

県の取組状況

 御意見にありました「地元愛が強い都道府県ランキング」については、インターネットによるアンケート調査により、各都道府県それぞれ約350人の住民に対し、現在居住している都道府県に「愛着がありますか」という問いを投げかけ、「とても愛着がある」「やや愛着がある」「どちらでもない」「あまり愛着がない」「全く愛着がない」の5段階から1つを選んで回答してもらい、その結果を点数化したものであり、住民の主観から算出されたものと承知しています。
 このランキングについては、調査手法として、質問項目が1問であること、インターネット調査のため回答可能な方が限定されることなど、その評価を県政の参考にするに際しては留意すべき点もあるものと考えています。
 他の例で申し上げますと、一般財団法人日本総合研究所から公表された「全47都道府県幸福度ランキング2020年版」の場合は、「正規雇用者比率」など、人々の幸福と関連性が高いと判断された75の統計データを用いて客観的に幸福度を算出しており、本県は全国第8位と高い評価となっています。
 このように都道府県ランキングは、様々な形で公表されているところですが、御意見をいただきました「地元愛」については、若者の県内定着・回帰の促進等の観点からも重要な視点と捉えており、子どもの頃から地域への愛着や理解を醸成する取組みに力を入れています。
 具体的には、子どもたちの郷土に対する愛着や誇りを育むことをねらいとして、県内の各地域の良さや魅力を多様な視点からまとめた中高生向け副読本「郷土Yamagata」を作成し、各校での活用を促進しています。
 また、小中高生が郷土の良さについて主体的に調べ、地域の方々とふれ合いながら学んだ成果を発表するコンテストを開催し、その様子を動画で公開することで、参加した子どもたちと県民の皆さんの郷土愛の醸成を図っています。
 このほか、山形県民として、世代を超えて歌える歌を持つことが、県民としての「心の拠りどころ」や「一体感」を感じることにつながることから、山形県民の歌「最上川」やスポーツ県民歌「月山の雪」についても県のSNSアカウントなどを活用し、普及を推進しています。
 今後とも、これらの施策の充実に努め、県民の郷土愛の醸成に向けて取り組んでまいります。(2021年5月18日実施中・実施済)

( みらい企画創造部 企画調整課 教育庁 義務教育課 )