ホーム > 県政情報 > 情報公開・広報・広聴 > 広聴 > 県民の生の声コーナー > 2021年 > 3月 > 山形に移住後の雇用について
更新日:2021年4月20日
ここから本文です。
今年の冬に家族で首都圏から移住したワーキングマザーで、就職活動をしているが、採用されません。育児中の母親が働くことに対して雇う側の理解がないように思います。また、地方の企業とはいえ、賃金が低すぎるようにも思います。 (2021年3月10日)
県では、県内企業を直接訪問して、「女性の働きやすい環境整備」の改善を支援しながら、女性の新たな求人企業を開拓するとともに、女性活躍やワーク・ライフ・バランスに関する意識改革を進めるため、企業トップや人事労務担当者を対象とした研修会を開催しています。
また、育児中の求職者の方に対する支援としては、山形労働局と連携して「マザーズジョブサポート山形・庄内」を設置し、結婚・出産・育児その他の理由で離職している女性の再就職希望や、仕事をしながらの子育ての不安、求職中の託児の問題等の相談に応じているところです。さらに、賃金が低いことについては、先に開催された会議において『女性の賃金が低いのは仕方ない』といった偏見が未だ残っており、経営者も含めた意識改革が必要」といった意見が出されており、今後、無意識の偏見や思い込みの解消に向け、産業界や労働界などに働きかけていきます。
今後とも、女性が暮らしやすい地域、働きやすい職場となるよう、また若年女性の県内定着・回帰・移住に向けて更に力を入れて取り組んでまいります。 (2021年4月20日実施中・実施済)