ホーム > 県政情報 > 情報公開・広報・広聴 > 広聴 > 県民の生の声コーナー > 2021年 > 2月 > 児童相談所の一時保護への組織的対応と子育て家庭を見守る環境づくりについて
更新日:2021年3月9日
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他県では一時保護について県職員以外の組織の介入や一時保護中の児童からの意見等の聴取を行っています。山形県でも誤認一時保護等が無いよう組織的に対応できないでしょうか。
また、一時保護や施設入所に頼るばかりでなく、困っている親が気軽に相談でき助けを求められるよう、地域全体で子どもを見守り、子育てできる環境づくりに重点を置いてほしいです。(2021年2月10日)
県では、子育て家庭が安心して相談できる環境づくりや、ボランティアや子育て支援のNPO、地域住民の方々が、子育て家庭を見守り、支える地域づくりを推進しています。
具体的には、各市町村が設置している、妊娠期から出産、子育て期にわたり、切れ目なく支援を行う「子育て世代包括支援センター」や、親子の交流や相談を行う地域の子育て支援拠点の運営を支援しているほか、地域において子どもに関する家庭等からの相談に応じる「児童家庭支援センター」を設置するとともに、地域の民生児童委員の活動への支援などを行っています。是非最寄りの市町村へ御相談いただければと思います。
一時保護については、児童相談所が、厚生労働省のガイドライン等に基づき、必要な情報を収集した上で緊急受理会議を開催し、子どもの状況や家庭環境などを踏まえ、必要性について組織的に判断した上で実施しています。また、一時保護中は、専門職員が子どもの意見等を丁寧に聞き取り、その後の支援に反映しています。
今後も、子育て支援の強化に取り組むとともに、児童虐待に適切に対応してまいります。(2021年3月1日実施中・実施済)