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更新日:2021年2月22日

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庄内沿岸地域農家の風雪被害について

ご意見

 先だっての風雪で、庄内沿岸の農家は、ビニールハウスの倒壊など甚大な被害を受けています。知人の農家は、ビニールハウスの耐用年数が過ぎているために、救済の対象にはならないとのことでした。
 農家の方々は、ビニールハウスを修繕しながら何十年も使って来たそうです。この度の壊滅的な打撃で、自力での再建は到底無理で、離農する人も出て来るのではと危惧しています。現地の窮状を見聞きして、農家の方々の救済をお願いします。 (2021年1月25日)

県の取組状況

 今回の12月中旬から断続的に続いた大雪と暴風雪では、県内全域において、パイプハウスや果樹棚などの農業用施設の倒壊や、果樹の枝折れなど、多くの被害が発生しました。
 御指摘のとおり、今回の大雪等被害では、パイプ直径が細いなどの古い規格で建てられた耐用年数超えのパイプハウスに被害が集中しており、被害を受けた農業者が営農意欲を失い、地域の農業が立ち行かなくなってしまうことを大変憂慮しているところです。
 これに対し、政府では、去る2月2日、パイプハウス等の再建や修繕等に対する支援を含む新たな支援策が公表されたところであり、これを受けまして、県でも、政府の支援に対する上乗せの支援や、政府の支援策の対象とならない方々に対する耐用年数を超過したパイプハウス等の復旧や農作業道の除雪等を含む県独自の追加支援策を2月9日に発表したところです。
 今後も、地域の農業を支える方々が安心して営農を継続できるよう、農業者一人ひとりに寄り添いながら可能な限りの支援を行ってまいります。(2021年2月17日 実施中・実施済)

( 農林水産部 農政企画課 )