遊佐沖洋上風力発電の自然や景観への影響について

ご意見

　自然が豊かでジオパークにも選ばれた遊佐町に風車を作ることに反対です。自慢の自然、景観が台無しです。観光業にも影響が出ると思います。これではますます人口減少に拍車がかかります。遊佐町から美しい自然を、故郷を奪わないでほしい。この自然や景観こそが遊佐町の宝です。大切な自然を後の世代に残してほしい。また、地下水の流れや湧水についても心配です。計画を進める前に、地下水可視化調査を行ってほしいです。(2021年12月27日)(他同種意見有)

県の取組状況

　遊佐町の優れた自然環境資源についての重要性は議論の余地のないところであり、将来にわたってその価値を保全・活用していくことが重要と考えます。一方、洋上風力発電事業については事業期間が30年間とされ、終了後は設備の撤去が担保されています。
　また、洋上風力発電に係る自然環境への影響については、実際にその事業を行う発電事業者が法に則った形で事前に環境影響評価を行い、地域住民の皆様にもその計画をつまびらかにするとともに、それに対する意見にも対応しながら計画に反映させていくものと認識しています。
　なお、県では、環境アセスメント手続きを既に開始している事業者に対して「工事に伴う地下水への影響について、調査や予測及び評価を行うこと」を意見として提出しているほか、今後継続して開催される法定協議会の中では、洋上風力発電が漁業と協調するとともに、当該事業が地域の将来の振興に、より資するものとなるよう、しっかりと意見を述べてまいりたいと考えています。(2022年2月4日実施中・実施済)

（ 環境エネルギー部 エネルギー政策推進課 ）