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更新日:2021年11月25日
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山に目を向けると倒木と枯れた木々をよく目にします。また、山の河川の近くに杉木が植樹されているのが在りますが、杉木の木の根はゴボウ根と言われて地中深く根を広げることは無く、浅く倒木となりやすいと言われています。
提案ですが
・山の中の倒木の撤去と枯れた木々の伐採実施
・山の河川の両側には杉木の木を植樹しないこと
・河川の中洲の木々の伐採と撤去
・河川に有る畑や小屋の撤去
をすることによって河の氾濫や橋桁、堤防の崩落等を防ぎ、災害防止ににつながると思います。 (2021年11月11日)
県では、間伐等の手入れが遅れた荒廃森林について、平成19年度よりやまがた緑環境税を活用しこれまで16,280haの整備を進めてきました。今後も県民生活に影響の大きい重要な森林を優先し整備を進めてまいります。
また、河川脇の渓畔林については、天然林は自然の推移に委ねてその維持を図り、人工林は林床に光を入れ自然力による針広混交林化を図るなど渓畔周辺の保全に努めてまいります。
河川については、堆積土砂や支障木の撤去による流下能力の確保に計画的に取り組んでおり、特に令和元年度から今年度までの3か年は重点的に対策を実施しているところです。また、河川区域内の畑や牧草地については河川の安全性を損なわない最小限の範囲で許可をしており、不法占用の工作物については河川巡視のうえ撤去の指導などを行っています。
なお、本県を含め全国的に甚大な豪雨災害が発生しており、気候変動に伴う水害リスクの増大への備えが重要となります。そのため、河川管理者が行うハード対策に加え、流域全体のあらゆる関係者が協働し治水対策に取り組む「流域治水」を推進しているところです。
今後とも様々な工夫をしながら河川の整備・維持管理を進め、県民の皆様の安全安心の確保に努めてまいります。 (2021年11月25日実施中・実施済)