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更新日:2021年11月17日
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月山道路の高速化について、現在の進捗状況を教えてください。(2021年11月2日)
国道112号月山道路は、山形自動車道と接続し、内陸と庄内の交流と物流を支える大動脈であることから、県としても高速道路としての早期整備を強く望んでいます。このため、本県では、山形自動車道の「月山IC~湯殿山IC」間について、早期の事業化に向け、事業手法などの課題の整理・検討に着手するよう、継続的に政府等への働きかけを行ってきています。
今の月山道路について振り返ってみますと、この道路は調査着手から23年の歳月を経て、昭和56年に全線が開通したものです。急峻な山岳地帯に加え、全国有数の豪雪地帯を通過するため、当時としては高い技術を投入した大規模な事業として建設されたものでありました。
しかしながら、広域の物流・交流の拡大などとともに、この区間が担うべき役割が時とともに高まり、将来に向けた新たな整備が求められるようになってきたものと考えています。
こうした中、国土交通省東北地方整備局と山形県では、本年7月に、今後の広域的な道路ネットワークのあり方を定めた「新広域道路交通計画」を策定しています。この中で、「月山IC~湯殿山IC」間は、「高規格道路」としての役割が期待される「構想路線」に位置付け、新たに「(仮称)庄内内陸月山連絡道路」という名称で、計画に盛り込まれています。これは、次の時代を見据えた新たな整備につなげようというものです。
そのため県は、整備の必要性や課題について、しっかり政府等に伝えながら、今後も引き続き、働きかけを行ってまいります。(2021年11月17日実施中・実施済)