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更新日:2020年10月7日

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出羽三山周辺への風力発電計画について

ご意見

 出羽三山周辺への風力発電建設について県はどう考えていますか。(2020年8月27日)(他同様意見有)

県の取組状況

 県では、産業振興と地域の活性化、更には将来的な脱炭素社会を実現するため、化石燃料に依存しない再生可能エネルギーの導入拡大を進めています。
 こうした中、出羽三山周辺で風力発電事業を計画していた事業者が、去る9月11日、環境影響評価(環境アセスメント)法の最初の手続きである「計画段階環境配慮書」を公表していた段階で、事業計画を白紙撤回しました。
 この「計画段階環境配慮書」とは、平成25年に創設され、事業の位置や規模などの検討段階で早期の環境配慮を図るため、事業者自らが環境や景観に配慮する事項の検討内容をまとめた資料を公表し、住民の皆様や自治体から広く意見を聞いたうえで、具体的な事業計画を検討するという手続きです。
 この度、事業者は、届いた意見を踏まえ総合的に判断した結果として事業廃止(白紙撤回)したとのことであり、環境影響を回避・低減する環境アセスメントの目的・手続きに沿って行われたものと考えています。
 県としては、引き続き再生可能エネルギーの導入拡大を進めていく必要があると考えていますが、その際には、自然環境や景観等と調和を図り、地元住民や関係の皆様の御理解をいただいたうえで進めてまいりたいと考えています。(2020年9月15日その他)

( 環境エネルギー部 エネルギー政策推進課 )