更新日:2020年6月30日

ここから本文です。

学校の水泳授業中止等について

ご意見

小学校の水泳授業が中止となりましたが、中止決定の科学的根拠が明確でないほか、中止決定の連絡が来たのがプール開きの直前であり、対応が遅かったのではないかと思います。
また、毎年学校や地区の記録会を目指して頑張ってきた子どもたちのために野球だけでなく、全てのスポーツで代替大会を実施してください。 (2020-06-01)

県の取組状況

水泳の授業では、児童生徒が同時に更衣室やプールを使用したり、複数の児童生徒が組になる形態でお互いの安全の確認をしたりしながら学習を行います。
これらの状況下で、児童生徒の密集・密接の場面を回避するためには、児童生徒が間隔を空けて順番に施設を利用したり、児童生徒が各個人で泳ぐ必要がありますが、このことにより、十分な授業時間を確保できなくなることや、児童生徒の安全確保に影響が出ることが懸念されます。
また、水泳の授業を安全に行うには、例年であれば春に実施する健康診断の結果を前提としますが、今年度は医療関係者の状況から実施できていないことや、水泳授業の実施に係る保護者の方からの不安の声もお聞きしており、これらを総合的に検討した結果、今年度は、県立学校は水泳の授業を中止することとし、小中学校を所管する市町村教育委員会にも、それぞれの地域の実情に合わせて、同様の対応を依頼したところです。
保護者の方への連絡については、直前まで実施の有無の検討を重ねた結果、授業間近での御連絡となったものですが、今後とも可能な限り早期の対応に努めてまいります。
各競技の代替大会については、関係団体において、感染防止や会場確保等の観点から検討を行い、県高校野球連盟では7月11日から独自大会を開催するとしており、県高校体育連盟でも陸上やサッカーなどの14競技について、7月25、26日を基準日として代替大会を開催し、残りの18競技も、今後の状況を見ながら、何らかの形で成果発表の場を開催できるよう検討するとしています。
県教育委員会としては、生徒の安全安心を第一に考えながら、子どもたちの成果発表の場の開催に向けて、関係団体と連携を図ってまいります。(2020-06-22実施中・実施済)

( 教育庁 スポーツ保健課 )