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更新日:2020年6月24日
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山形新幹線は、最高速度で走行できる箇所はあまり多くないため、高速性能を発揮しきれず過小評価されているのであれば残念です。
利用者が更に増え、利便性の向上と物流の安全が図られることを期待しています。(2020-05-29)
山形新幹線は、開業から20年以上、本県と首都圏を結ぶ重要な路線として、本県の知名度向上や観光振興、沿線地域の開発など、県の発展に大きく貢献してきました。
一方で、線形や勾配等の影響により一部の区間でしか最高速度を出せないこと、在来線を活用した路線であるため、大雨、大雪、強風、野生動物との衝突等により運休・遅延が多発することなど、速達性や安定性の面から課題が生じている状況にあります。
このような中、山形新幹線の運休・遅延の約4割が発生する福島~米沢間について、平成29年度にJR東日本から、運休・遅延の解消や10分強の時間短縮効果が見込まれるトンネルの整備構想が示されました。
県としては、この区間のトンネル整備の早期事業化や単線区間の複線化等について政府やJR東日本へ要望を行うとともに、それら実現に向けた県民の機運醸成を図る取組みを展開しているところです。
また、2024年春からの山形新幹線への新型車両(E8系)の投入や、福島駅の上りアプローチ線を新設する工事の開始が、本年3月にJR東日本から発表されたところであり、今後の速達性、安定性の向上が期待されています。
利用者の実態やニーズを把握し、JR東日本にしっかり伝えていくなど、山形新幹線の利用拡大、ひいては更なる利便性向上に向け取り組んでまいります。(2020-06-16その他)