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更新日:2020年12月22日

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新型コロナウイルス感染症拡大に伴う農業施策について

ご意見

 新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、次のような農業施策を行ってはいかがでしょうか。
(1) 食糧供給を確保するため、単位面積当たりの収穫量が多い芋を中心に作付けをしてほしいです。また、米・豆と共に二毛作も検討してください。
(2) 農家の資金繰りについて支援してほしいです。
(3) これまでの補助金などに加え、新しい施策で、農業・流通・食品などを支援してください。 (2020年4月16日)

県の取組状況

(1) 本県では、芋類も含めて適地適作を基本に産地振興に取り組んでいます。芋類の中でも、本県に適応性が高く、ソウルフードでもある芋煮の主役さといもは、県内需要も高いことから、流通~販売に携わる関係機関と県が連携し、プロジェクトを立ち上げ、作付拡大や生産量の増加を目標に取り組んでいるところです。
 なお、米・大豆と芋類との二毛作については、降雪のない関東以西では可能ですが、本県では困難と考えられます。
(2) 本県では、農林漁業者向けの金融支援策(政府のセーフティネット資金等)を取りまとめたチラシの作成・配布のほか、県・市町村・JA等金融機関が協調し無利子で貸 し付ける「山形県災害・経営安定化資金」の発動などにより、農林漁業者の資金繰りの支援を強化しています。
(3) 本県では、農林漁業者の意見を広くお聞きするため、相談窓口の設置や、多様な関係者による対策会議の立上げなど、農林漁業者の相談・支援体制を整備しています。
 その上で、「山形県農林水産物消費拡大キャンペーン」の実施や、公共施設等への飾花のほか、学校給食へのさくらんぼ・総称山形牛の無償提供を通して、県産農林水産物の消費拡大を図っています。また、県内農林漁業者のネット販売を集約し、購買につなげるポータルサイトの創設や、通販サイトの創設支援により、販売構造の改善に取り組んでいます。
 引き続き、関係団体等と連携しながら、きめ細かな支援を展開してまいります。
(2020年5月15日 実施中・実施済)

( 農林水産部 農政企画課 農業経営・担い手支援課 園芸農業推進課 )