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更新日:2020年3月18日
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山形新幹線をフル規格にぜひすべきと考えます。山形新幹線をフル規格の全線高架とし、雪害等の対策として山岳地帯をトンネルで整備し、さらに、在来線を狭軌で残し、通勤通学列車と超豪華列車と貨物列車の運行を可能とすることで、現実的に最大効果があるものと考えます。(2020-02-21)
定時性・速達性・安定輸送性に優れたフル規格新幹線は、山形新幹線の速達性・安定性の課題を抜本的に解消し、国と地方を挙げて取り組んでいる地方創生を実現するための基盤となるものであり、東日本大震災の教訓を踏まえた国土強靭化の観点などからも、その早期実現が不可欠であると考えています。
このため、本県では、県、県議会、市町村、経済界などオール山形による「山形県奥羽・羽越新幹線整備実現同盟」と県内4つの地域推進組織を核として、沿線関係6県とも連携しながら、フル規格の奥羽・羽越新幹線の早期実現に向けた取組みを進めています。
このような中で、山形新幹線の運休・遅延が多く発生している山岳地帯の福島~米沢間について、平成29年度、JR東日本より、運休・遅延の解消や10分強の時間短縮効果が見込まれるトンネルの整備構想が示されました。
県としては、奥羽新幹線整備にあたり最大の難所となる福島~米沢間にトンネルの整備を図ることは、奥羽新幹線の早期実現につながるとの考えのもと、この区間のトンネル整備の早期事業化を最重要課題と位置づけて、関係機関が一丸となって、県民の機運醸成や政府等への要望活動等の取組みを進めています。
狭軌の在来線による超豪華列車や貨物列車の運行等に関する御意見に関しては、山形新幹線の整備当時に、奥羽本線(福島~新庄間)が、標準軌の線路で敷設されており、これを狭軌に戻さなければならないという状況にあります。このような課題がありますが、観光交流の拡大や災害時における物流機能の確保などの観点から、フル規格新幹線実現に向けた今後の研究課題の一環として、参考とさせていただきます。(2020-03-17 実施中・実施済)