スポーツの全国大会への中止要請について

ご意見

　全国で新型コロナウイルス感染症が拡大する中、県内で行われるスポーツの大会は教育委員会から中止要請を出して、全国大会は中止要請を出さないのはなぜですか。 (2020年12月25日)

県の取組状況

　部活動等のスポーツ活動は、児童生徒の体力や技能の向上のほか、活動を通した多様な学びの場として大きな教育的意義があり、これまでも「新型コロナウイルス感染症予防を踏まえた部活動のガイドライン」（以下、「ガイドライン」）を示しながらコロナ禍における活動の運営方法を示してきたところです。
　県内での大会の開催については、大会を主催する各競技団体に対し、「山形県における新型コロナ対応の目安〔注意・警戒レベル〕」を踏まえて適切に判断を行い、開催する場合にはガイドライン等に則り感染防止対策を徹底したうえで開催するよう依頼しており、一律の中止要請は出していません。
　また、全国大会については、開催地域の自治体の方針や各競技団体の指針等を踏まえ、大会主催者が開催の可否を判断しています。なお、本県生徒の全国大会への参加については、緊急事態宣言措置の対象地域や感染が拡大している地域で開催される場合、参加の可否について十分検討し、保護者等に丁寧に説明のうえ承諾を得ること、参加する場合は全行程における感染防止対策を徹底し、行動記録を取っておくこと等を指導しています。
　県教育委員会としては、部活動の教育的意義に鑑み、コロナ禍においても活動を継続できるよう、感染状況に応じた部活動の運営方法を示しながら、感染リスクの可能な限りの低減に努めてまいります。(2021年1月22日 実施中・実施済)

（ 教育庁 スポーツ保健課 ）