ホーム > 県政情報 > 情報公開・広報・広聴 > 広聴 > 県民の生の声コーナー > 2020年 > 12月 > 豪雪災害等に対応した緊急避難的な電力供給体制の構築について
更新日:2021年1月28日
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豪雪災害時などには着雪や樹木倒壊による電線切断により停電が発生するおそれがあります。地域や核家庭における緊急避難的な対策として「マイクロ水力発電※1」や「ガスコージェネレーション※2」などによる電力供給体制を構築してはいかがでしょうか。 (2020年12月21日)
※1:小規模な水力発電
※2:都市ガスを燃料に発電し、同時に発生する熱エネルギーを空調などに利用するシステム
本県では、「山形県エネルギー戦略」を掲げ、再生可能エネルギーの開発や地産地消を進めているところです。また、地域分散型のエネルギー供給体制を整備することにより災害に強いシステム構築にも取り組んでいます。特に、昨今の台風や地震などによる停電への対応策としては、一般住宅への蓄電池設備が有効であると考え、その導入拡大を図っているところです。
御提言の「マイクロ水力発電」や「ガスコージェネレーション」などを活用した電力供給については、その事業化段階における課題も多く導入が進んでいない状況にありますが、今後、県内の再生可能エネルギー関連設備の導入を推進していく中で、災害対応力の強化の視点も含め、その必要性や有効性を検証しながら導入拡大に向けた取組みを行ってまいります。(2021年1月6日 その他)