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更新日:2021年1月20日
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雪の影響等により電車通学者が増加し、登下校の際、一部列車では乗車できない人が出るほど混雑しています。新型コロナウイルスが流行している中、個人としてできる感染対策は行っていますが、このような状況では三密は避けられず、感染が不安です。
列車の増結をはじめとした電車通学における感染拡大防止対策が図られるよう、県としても、JR東日本と連携した取組みを行っていただきたいです。 (2020年12月16日)
県では、鉄道事業者等に対し、新型コロナウイルスの感染防止の取組みや注意喚起を要請するとともに、職員自ら通勤・通学列車に乗車するなど実際の混雑状況も把握しながら、JR東日本とも連携し、列車乗車中のマスク着用などの生徒の乗車マナーの向上やこまめな窓開閉の励行など、車内感染防止を図る取組みを行っています。
また、JR東日本においても、停車時のドア全開放による車内換気や駅・車両放送を通じて咳エチケットの徹底や車両の窓開けへの協力を呼びかけるなどの取組みを行っているところです。
混雑の抜本的解消のためには車両を増やす必要がありますが、JR東日本では現時点においても、通勤・通学時間帯には保有する車両を最大限活用して運行していることから、直ちに今以上の列車増発や車両追加をすることは難しいと聞いています。
こうした中にあっても、昨年の5月には、各学校の時差通学や混雑状況等を踏まえ、6時52分村山駅発の列車を4両から6両に増結対応いただいています。また、増結対応が困難な場合などには駅係員を増員し、円滑な乗降が行われるよう誘導対応を行うことにより、混雑緩和を図っているところです。
県としては、今後ともJR東日本に対し、可能な限り列車増発・車両増結等の対応を要請するとともに、長期的には、車両を増やすなどの抜本的対策についても関係団体とともに要望してまいります。
また、混雑緩和のためには混雑時間帯を避けた通勤・通学も有効であることから、各学校を通して、可能な限り乗客が少ない時間帯に利用するなどの指導を実施してまいりますので、公共交通機関等の混雑緩和を図る取組みへの御協力を引き続きよろしくお願いします。
今後も、県内における新型コロナウイルス感染症の発生状況を注視しつつ、引き続き鉄道事業者と県が連携して感染拡大防止に向け取り組んでまいります。(2021年1月14日 その他)