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更新日:2020年12月15日
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里山でのクマやイノシシなど獣の出没が続き、被害も発生していますが、野生鳥獣の生息する山奥に餌となるクルミや柿の木などを植えることで、里山での被害が減るのではないでしょうか。(2020年11月17日)
本県におけるクマやイノシシの生息域は広範囲に及んでおり、今年の秋は、餌を求めて人里におりてくるほか、特に市街地での出没も増えています。
クマやイノシシ等の野生鳥獣は本来自然の営みの中で生息しており、人との関りは最小限となることが基本と考えています。このため、クルミや柿の木などを山奥に植えたとしても、年ごとに作柄が違うことなどが想定されるため、野生鳥獣の行動域を適正な範囲に抑制することは困難だと考えられます。
このような考えも含め、本県では、農林業被害の軽減や人身被害を防止するため、県の野生鳥獣特定管理計画を策定し、生息数を適正な水準に管理するとともに、その行動域を適正な範囲に抑制することで、人と野生鳥獣との適切な関係の構築に努めてまいります。
なお、本年はクマによる人身被害が5件と、例年になく多くなったことから、11月4日に「クマ出没注意報」を発出し、県民の皆様に注意を喚起しているところです。(2020年12月3日対応困難)