更新日:2020年11月4日

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保健所の役割について

ご意見

 給食の牛乳に異物が混入していた件について、食品衛生の検査は、毎年すべきなのに3年に1回しかしていないとの報道がありました。立ち入り調査等をしていなかったのでしょうか。
 また、家族が1年前に置賜地域の温泉施設を利用した際、施設の衛生面に問題があり、かゆみがでました。その件で村山保健所へ相談したところ、管轄が違うので担当保健所に情報提供すると言っていましたが、調査をしているのでしょうか。(2020年10月7日)

県の取組状況

 給食に異物が混入していた件について、庄内保健所では、原因となった施設に対して食品営業許可更新時(平成28年4月)に、バックヤード等施設や全ての工程に係る立入検査を実施しました。その後は年4回程度、収去検査(成分規格の検査)に伴う立ち入りを実施し、製造ラインの衛生管理状況は確認していましたが、バックヤード等までの確認はしていませんでした。
 今後は、収去検査に伴う立入りとは別に、ネズミや昆虫対策等の状況確認と防除管理の徹底を指導する立入検査を、年に1回以上、確実に実施してまいります。

 それから、温泉施設などの生活衛生営業施設が原因と疑われる健康被害の相談等を受けた場合には、各保健所の間で情報を共有しながら、感染症発生のおそれが無いか、衛生管理は適切に行われているか等の調査を行い、感染症発生のおそれがない場合でも、必要な助言や指導を行っています。
 また、県では生活衛生営業施設の衛生水準の向上を図るため、保健所ごとに定期的な立入検査を行っているところです。
 今後も、生活衛生営業施設の定期的な立入検査を継続するとともに、営業者の自主的な衛生管理の推進について、普及・啓発を行ってまいります。  (2020年10月30日実施中・実施済) 

( 防災くらし安心部 食品安全衛生課 庄内総合支庁 生活衛生課 )