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更新日:2019年12月11日
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カワウが増え続け、内水面で死活問題になっています。漁協には重ね重ねカワウの情報を入れていますが、一向に増え続けています。カワウ駆除について自治体で取り組んでください。 (2019-09-18)
県では、内水面漁業協同組合連合会に対しカワウ駆除に係る経費の補助を行っています。また、カワウ連絡協議会等を定期的に開催し、情報交換や駆除対策について漁業協同組合など関係機関と話し合っています。
具体的な対策は、内水面漁業協同組合などが主体となり、飛来数調査、花火等による追払い、銃器による捕獲、ドライアイスによる繁殖抑制を行っています。内水面水産試験場では胃内容物調査を実施し被害状況の把握を行っています。令和元年度の取組実績としては銃器で65羽駆除するなど、対策を実施しています。新しい取組みとして、令和元年9月12日に村山市碁点のコロニーで、ドローンを使ったテープ張りによる追払いを実施しました。
現在、県内全域でコロニーを探しており、県全体の被害状況の把握に努めております。この情報はカワウを管理、駆除していくために重要になりますので、カワウの目撃やコロニーを発見した際は、県庁水産振興課や内水面水産試験場にお知らせ願います。
また県では、鳥獣保護管理事業計画により、有害鳥獣捕獲のための許可基準を定めています。具体的には、農林水産業又は生態系に係る鳥獣被害が生じているか又はそのおそれがあり、かつ被害防除対策によっても被害が防止できないと認められる場合は、県又は市町村から許可を受けて鳥獣を捕獲することが可能としています。
カワウについても、県及び市町村の許可により、農林水産業被害の防止を目的とした捕獲が行われており、平成30年度は、県・市町村許可を合わせて、合計101羽が捕獲されています。
今後とも、農林水産業被害等の実情を踏まえ、適切な捕獲の許可に努めてまいります。(2019-12-11)