免許返納後の生活交通の確保について

ご意見

鶴岡市に住んでいますが、運転免許証の返納後、買い物に行けない、医療機関に行けない、体育施設などにも行けない状況になってきました。週3回ぐらいは巡回バスなどが来てくれるとありがたく思います。タクシー券は一時しのぎにしかなりません。良い対策を検討願います。　(2019年3月1日)

県の取組状況

生活交通は、買い物や通院、通学など、住民の日常生活を支える基盤であり、大変重要であると認識しています。
現在、鶴岡市では、利用者がわかりやすいバス路線への見直し、バス定期券購入への助成、羽黒・櫛引・朝日地域市営バスの運行、藤島東栄地区～鶴岡市街地間のデマンドタクシーの運行などに取り組んでいます。バス定期券は、庄内交通及び市営バスの双方が乗り放題になるもので、70歳以上の方は、通常料金より安く購入できます。
県では、こういった市町村の取組みに対し、一緒に検討したり、費用の助成を行ったりしているほか、今年9月には、免許を返納された方に対する支援制度の創設や、各自治体が行うタクシーを活用した取組みについての積極的な支援について、関係各県と共に政府に対する緊急提言を行ったところです。
なお、介護保険制度の要介護者の方については、介護保険の移動支援サービスを活用できる場合がありますので、最寄りの市役所や地域包括センターにお問い合わせ下さい。 (2019年11月27日 実施中・実施済)

（ みらい企画創造部 総合交通政策課　健康福祉部 長寿社会政策課 ）