更新日:2020年9月28日

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研究開発の方向性

山形県では、変化を続ける農業情勢や気象変動への対応、加えて本県園芸農業の発展を目ざして、園芸農業研究所が担う役割と研究開発の方向性をまとめました。

研究開発の背景

  • 令和2年の園芸産出額目標1,300億円(第3次農林水産業元気再生戦略)
  • 農業者の減少や高齢化、経営体当たり面積の拡大
  • 少子高齢化と人口減少に伴う国内消費量の減少と国外消費の増加、食の「外部化・多様化」
  • 省力化・軽労化や精密化・情報化などの視点での技術革新の進展
  • 温暖化による気温上昇や異常気象

園芸農業研究所の役割

  • 園芸分野における県の中核的研究機関として、生産現場の生産性・収益性向上のための技術開発に加え、高度で先進的な研究を担い、多くの産地育成に貢献
  • 広域的・中長期的視点に立った課題を研究テーマとした取組み

  • 時代や社会ニーズに対応した研究課題の設定
  • 若い農業者にとって魅力ある研究開発を行い、本県の園芸農業の発展に寄与する技術開発の中核を担う

研究開発の方向性

  1. 山形ブランドを形成するオリジナル品種の開発
    • これまでにない高品質・多収品種の開発
    • 育種を効率化するDNAマーカー利用技術開発
    • 山形県の特性や食文化を継承する遺伝資源の活用と確保
  2. 経営の大規模化に即応した超省力・低コスト技術、軽労化技術の開発
    • 超省力・軽労化生産技術の開発
    • 初心者、高齢者でもすぐにできる果樹剪定技術の開発
    • 自動灌水技術等による省力的根圏環境制御技術の開発
  3. 高品質・多収生産技術開発
    • 高品質生産技術開発
    • 超多収生産技術開発
  4. 消費拡大に繋がる技術の開発(流通・長期貯蔵技術開発)
    • 長期貯蔵・長距離輸送技術開発
    • 輸出拡大に向けた技術開発
    • 食の多様化に対応した加工需要向け栽培技術の開発
  5. 環境に優しい省エネ
    • 温暖化対策技術の開発
    • 環境保全型農業推進技術の開発
    • 地域自然エネルギーを活用した栽培技術開発(防止策)
    • 地球温暖化に対応した技術開発(適応策・活用策)

研究推進と技術移転に必要な対応策

  • 農業者視点に加えて、マーケット・インの考え方で課題設定
  • 大学(山形大学農学部等)、国立研究開発法人研究機関、他都道府県の研究機関などとの連携による効率的な研究開発
  • 研究員の資質向上に向けた計画的で効率的・効果的な人材育成
  • 技術移転拠点施設を活用した開発技術の説明や研究成果の展示・研修と研修生受入機能の強化

印刷用ファイル(PDF:103KB)

お問い合わせ

農林水産部農業技術環境課 

住所:〒990-8570 山形市松波二丁目8-1

電話番号:023-630-2418

ファックス番号:023-630-2456