更新日:2020年12月18日

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作文 中学生部門 佳作

「障害への理解」

米沢市立第七中学校 二年 本田 柚葉

 

 私があるテーマパークに行ったとき、前を歩いていた人がハンカチを落としました。その人にハンカチをとどけようと声をかけましたが、こちらに気づきませんでした。よく見ると、その人の耳には、補聴器がついていました。私はその人の肩を叩きハンカチを渡しました。すると、手話と少しぎこちない日本語で、「ありがとう。」と安心したような笑顔で言われました。私は、なんと答えればいいのか分からず、会釈をし、小走りで家族の所に戻りました。

 その日は、ただ聴覚障害者の方にハンカチを届けたとしか、思っていませんでした。

 それから、数ケ月経ったころに、聴覚障害者とイジメをテーマにした映画を見ました。その映画を見て、聴覚障害者の方がたくさん困っていることを知りました。

 例えば、手話が出来ない人とコミュニケーションを取るには、何かに書いたり、口を大きく動かしたりしないと伝わらないので、時間がかかる上に、誤って相手に伝わるなどの苦労があることを知りました。

 また、車の音が聴こえず、事故に遭うかもしれないという恐怖とも、日々  戦っています。それに、障害を持っている人は、差別するのが当たり前や、障害を持っている人、その家族はかわいそうなどの世の中の理解が足りなくて、生まれている偏見にも苦労していることを知りました。

 しかし、SNSのおすすめに出てきた、車いす生活の人の投稿を見ると、楽しそうでした。私はその人のことが気になり、思わずクリックすると、ほかの投稿でも健常者と変わらないような笑顔で生活していることに驚きました。この人のように、毎日楽しい生活を送れるのは、周りの人の理解と助けがあるからで、一人では難しいそうです。けれど、全て人にやってもらうのではなく、出来ることはなるべく自分でやっているからだと、感じました。自立することも障害を持っている人が楽しく楽しく過ごすために大切なことであると気づかされました。

 私は、障害を持っている人への理解や考え方が映画やSNSを見ることで変わりました。聴覚障害者の方と話す時は、ゆっくり大きな声で話すことや、その相手がどんな助けを求めているのか、など障害のことをたくさんの人が詳しく知って理解することが、障害がある人とない人の心がつながる上で大切なことだと思います。

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