更新日:2020年12月18日

ここから本文です。

作文 中学生部門 優秀賞

「僕の友達」

米沢市立第三中学校 三年 渡邉 秀輔

 

 僕には、生まれながらに心臓に障がいがあり右手が不自由な友達がいます。四歳年上の彼は祖母の友人のお孫さんなので小さい頃からよく遊んでいました。

 彼は、今まで何度も心臓と手の手術を受け一度は命が危ないと言われた中でも高校を卒業し、昨年社会人になりました。僕は彼の障がいを持っていても一生懸命に努力して社会人として働いている姿を見ると、健康に生まれた者としてのありがたさを感じ、負けていられないという気持ちになります。

 例えば、彼は好きなサッカーに挑戦してみたり、挑戦する中でも、できないプレーをしょうがないとあきらめずに、できるようになるまで探求します。また、彼は体が不自由だと他の人に思わせないほど、何事にも前向きに全力で取り組みます。自分の体が不自由な分、人の痛みも分かってくれて、優しく思いやりがあります。

 僕が彼の立場だったら自分の障がいを理由にし、どうせできないんだ、と早い段階で決めつけて努力することもせずにあきらめてしまったり、自分だけが不幸だと決めつけて他の人の思いになど到底なれなかったのではないかと思います。自分の体が思うように動かなくても、努力し続ける彼の姿は、僕に勇気と元気を与えてくれます。

 僕は、小学校の頃から野球をしています。彼も僕がプレーすることをいつも応援してくれます。僕はこれから高校生になり、甲子園出場という目標に向かい、精一杯グラウンドでプレーしたいと考えています。そして、彼から勇気と元気をもらったように、彼も含めて多くの方々に勇気と元気を与えられるような人間になっていきたいと思っています。

 僕は健康な体で生まれ、やりたいことは何でもできるのがあたり前の生活を送っていますが、それは決してあたり前でなく、健康な体をいただいた僕にだから今できることがあるということ。また、彼も体が不自由でありながらもできることと、その姿を見て頑張る人達がいるのだということは、とても素晴らしいことだと気付かされました。

 彼と僕は互いに尊敬し合える関係です。彼と僕のように障がいがあっても、障がいがなくても切磋琢磨し合い、人間として成長し合えるような関係を築いていくと、今よりもたくさんの人が助け合いや思いやりの心を持ちその輪が社会に広がって、障がいのある人にとってより生きやすい世の中になっていくのではないかと思います。僕は将来警察官になりたいと考えています。誰にでも温かく接し地域の方が安心して暮らせるような、警察官になりたいです。

お問い合わせ

健康福祉部障がい福祉課 

住所:〒990-8570 山形市松波二丁目8番1号

電話番号:023-630-2266

ファックス番号:023-630-2111