更新日:2021年2月3日
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「やまがた酸性雨ネットワーク」は、県内の酸性雨の状況や生態系等への影響の把握及びこれに基づく酸性雨対策を推進するため、酸性雨の調査研究に携わる試験研究機関等が広く情報交換・交流促進を図るため設立されました。
「酸性雨調査」は、山形県の降水の水素イオン濃度(pH)を把握し、身近な環境問題としての酸性雨に理解を深めてもらうことを目的に、ネットワーク事業として平成14年度から継続して実施しています。
簡易水質検査キット(またはガラス電極式pH計)による降水のpH測定
令和2年 11~12月中旬
調査参加者は、ネットワーク会員のほか広く県内で協力者を募り、県内の小・中・高等学校から25校、行政、民間検査機関、一般から3個人・12団体が参加して、県内21市町64地点で調査を実施しました。
調査結果は下記のとおりです。
やまがた酸性雨ネットワークでは、平成14年以降、酸性雨調査を継続してきたことで、県内の酸性雨の経年変化や地域の特性を把握するうえで貴重なデータを得ることができました。
また、参加者自らが調査を行うことで、酸性雨をはじめとした地球規模の大気汚染の問題を考えるきっかけになったものと思います。
これまで調査に参加いただきました皆様に深く感謝申し上げます。
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